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トラウマによって自分の不調が分からなくなってしまう連鎖反応。

    
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トラウマによって自分の不調が分からなくなってしまう連鎖反応。

”人の言うことをなぜ聞けないの?”
そういってしまう事はとても多くありますよね。
でも本来は聞かなくてもいいと思うし、押し付ける必要もないんですよね。
自分の言いなりっていうと言い方キツイですけど、どうしても自分に寄らせようしてしまいがちになりますが、その必要もないし、誰かの言いうことを聞かないといけないなんてことはないのです。

そうできる人はそうするし、そうできない人はす出来ないのです。
わざとしないというわけではないのです。

人の考え方を受け入れられないのは、普通の事ですから気にすることはないのですが、それができないから人から怒りを買ってしまったり、繰り返し怒られたりと嫌な思いをすることになりますよね?
遂には自分もそういう人になってしまたりして、全く自分らしくない人になってしまうこともあるのです。

気にしなくてもいいんですよ。
怒っている人は、自分と合わない人を受け入れられないだけなのですから。
そんな人のご機嫌を取るような人にならなくていいんですよ。
ご自身が自分らしくいられる場所は、あなたしか守れないので、どうか気にしないでください。

誰が教えたのかなって思います。
人のご機嫌を取って、長いものに巻かれて生きろなんて。
それだけが生きる方法ではないんですから。
押し付けられて生きている人は、また同じように誰かを押し付けていくんです。

これがどう身体に作用しているかというと、恐ろしく作用しています。

これによる、”知力・気力・活力の悪作用について”お話していきます。

知力

どうしたら怒られないかを考えて少しづつ自分にできることの範囲を狭めていくようになります。
考え方を、狭めていくわけですから狭い考えにしかならなくなりますね。

活力

行動をすれば必ず誰かに怒られるという事をインプットしているので、だんだん外に出れなくなります。
閉じこもり・引きこもりというのはここからも始まっている可能性もあります。

気力

誰に何を言われても恐怖を感じるようになり、静かにしていたいを繰り返し望むようになります。
それでも、頭の中に響いてくる、人の怒り越えに悩まされるようになるのです。

つまり、最初は知力に作用して、何をしなければ怒られずに済むかを兎に角考えるようになりますが、何もしなくても怒られるようになると、当然外にも出れなくなります。これが活力の低下です。さらに進むと、気力の低下で、何も感じなくなります。
何も感じなくなると、知力の暴走が始まって記憶の中にある事を引っ張り出すという自己攻撃を始めてしまうのです。

なぜそうなるのか?

知力はもともと自分を守るために働くようにできているのです。
それは気力によって、これがしたい、あれがしたいという欲求や願望を実現するためにどうしたら安全に達成できるかを考えることが役目だからです。
活力は、欲求や願望実現の為に危険に備えられるように強くなろうと動くのが役目なので、動かされることに対して、とても嬉しいことだと感じるようにできています。
ですから、本来は知力が自己攻撃を行うという事はあり得ない状態なのですが、そうなってしまう現認は、気力が働かないからですね。
この知力何のためにそうしているかというと・・恐ろしいことに自殺なんですって。
私も同じようなことになりましたが、願望までは抱けてもそこまでの行為にはいたらなかったので、信憑性が薄いですけど。

では、私の場合は?もうしますと・・・
この知力の暴走で得たものは、”どうにかして行動しよう”という活力が始まりました。
布団の中だけでも体動かしたりとか。
そういう状態になって少しづつ布団から出れるようになりました。
身体を動かすようになって、どこかへ行ってみようとか、何かしてみようとかっていう気分も出てきましたね。

こうなる人は弱いのかというとそうではなくて、感受性が豊かだからそうなるのです。
怒った言い方をしているとすぐに感じてしまったり、詰めいた言い方をされたと感じてしまったりしやすいんですね。
そういう人が出会いが悪く、ウマの合わない人と出会ってしまい、会う人会う人誰もにも怒られてしまうというのでは、やる気はなくなります。
それは仕方がないことなのです。

ただ、感受性が豊かすぎるからこそできることもあります。
自分に合わない人を兎に角見つけることなのです。

本当は自分に合うに人を見つけられる方がいいのですが、これまで人を恐れて生きてきた人が自分に合う人をすぐには見つけられませんから、まずは自分が恐い思いをしたことを生かすことが大切です。
少しずつ慣れてきて、人との接触が出来るようになってくると、そこでもまた同じようなフィードバッグが生まれてきて、今度は自分がそういうことをする立場になってしまうことになるのです。
こればっかりは避けられないことなのです。
この後悔を胸にまた日々を過ごしていかないといけなくなります。

これによって体を痛める人もいます。
自分い攻撃してしまうという事を辞められなくて。
体の一部を強く殴ってしまう癖が出たり、切りつける攻撃に走ったり、蕁麻疹が出てしまったり、歯ぎしりによる口内出血が絶えなかったりです。

この話では整体師である私ができることは何もありませんが、このような状態になった時に、通うのは押し付けることをしない人たちの元へ行くことです。

頭の中も、心の中もガッチガッチに凍り付いていると体の節々が気になりだすのは分かりますが、私たちはどうしても、
~してください。~した方がいいですよ。~しましょうね。
と、何かしら言ってしまいます。
それが仕事ですが、今の症状を抱えている人たちに問てその言葉一つとっても、押し付けだとか、やらないと怒られるという感覚に結びついてしまうのです。
仕方ないんですよ、それは。
じゃぁどういえば位のかというという事がないのです。
だから私たちの所ではお手伝いができないのです。

このことをよく理解できなくて、なんとなしにご来店くださって、結果心理的ストレスを抱えてトラブルになるというお店も結構ありますが、気分を上げるというのは、体の調子がよくなりさえすれば自然と気分は上がるので、そのために私たちはお手伝いをしているわけですから、その気分をつかさどる気力がそもそも機能低下しているという方は、私たちの専門ではないのです。

ずっと私もこういう人たちにどうしてあげたらいいのかと悩んだりしました。
体の不調を聞いて、こうしてくださいと言えば反対されて仕舞には怒り出す、という冗談みたいなこともありました。それでも何とかしたいという気持ちが先立って、熱心にお話しさせていただいたのですが、そもそもその人に冷静に話を聞くということが出来る状態ではないのですから、何を言っても無理だったのです。

押し付けたり怒ったりしないで、受け入れて、諦めるところは諦めた方が無難です。
その人たちから近づかなくなりますから。
そうすれば気分よくご自身も過ごせるようになるので、体の不調なのか、心なのか、頭の中なのか、分かってきますよ。

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