”普通”という言葉に惑わされていませんか？”普通”とは一体どこからきているのでしょうか？
あなたの持つ”普通の概念”はどこから来ましたか？
”普通の人と違う”と言われてませんか？
”普通の人になりたい”と思ったことないですか？
”みんなと同じがいい”と感じたことありますか？
人の体って実は細かく見るとみんな違うのです。
似たような顔立ちの人はいますし、似たような性格の人や、似た体型の人はごまんと存在しますが、これら全部合わせて似ているところだらけの人と遭遇したことありますか？
顔立ちが似ているから考え方も似ているだろうと考えるでしょうか？
似たような顔立ちで、考え方も体型も、性格も声質も何から何まで似ている人がいたとしてそれが集団で現れたとして、安心できるわ～って言う人を私は、”この人普通じゃない”と感じますが、いかがでしょうか？
それと同じで、今、もしご自身が普通じゃないとか、普通になりたいとか、みんなと同じがいいという気持ちをお持ちになっているのでしたら、ご自身に聞いてみてください。
”その普通”はどこから出てきましたか？
”普通の体になりたい”は、私には通じない。
”お体の悩みを聞かせてください。”と、カウンセリングでお聞きした時に、
”私、普通の体になりたいんです。”と答えてくださった方がいらっしゃいました。
ものすごく困った答えを貰まして、その普通ってどんな普通なのかと言うことを更に聞いたのですが、その人の答えが、またもや漠然としてまして、痛みがなく、苦しまないでダイエットができて、好きなだけ食べても太らない体質で、花粉症がなく・・・と、どんどん出てくるんですが、其れって既に普通じゃなくて、かなり特殊なお身体ですけど・・・とお返ししてしまいました。
痛みがない体なんて、普通の体とい考えがまずどこから出てくるのでしょうか？
ダイエットが苦しくない体なんてあるわけないのです。
身体にとって負担をかけているわけですから、やりなれている人でなければ苦痛を感じますし、やりなれている人はやりなれていない人の倍は苦しむことになるのです。
やりなれたダイエットが効かなくなるからです。
花粉症の問題だと、反応を示した花粉が飛ばない場所に移住する以外は、細やかなケアが必要不可欠です。
何かを変化させようとすれば、その分苦労をすることは自然的なのです。
身体や脳は、心とは違い簡単に変化を受け入れないからです。
其れでも体と脳でしたら、体の方が変化を柔軟に受け入れることができます。
”普通”という言葉を聞きすぎて麻痺を起こしていませんか？
”普通”と言う言葉を聞きすぎた人たちは、
という捉え方をしている人が中にはいらっしゃるかもしれません。
心配しなくても”普通”＝”優秀”ではありません。
恐らくですけど、”優秀”な体の持ち主さんたちは、”何か”でカバーをしているのでしょう。
どういうことかというと、私自身の話ですが、私は発達障害ADHDですが、その代わりに人の体の中が見えてしまうという特殊体質をしています。
何方も私にとっては厄介なものでしかありませんが、それでも受け入れていくしかないのです。
”普通の体”にあこがれている方へ。折角なら”優秀な体の個所を見つけて伸ばしてみませんか？”
体全体を由修にしようというのは、アスリートの考えですから、整体へ通おうかという方は、無理なことかもしれません。それか、個別指導しているトレーニングジムへ通うことをお勧めいたします。
今、私が対象としているのは、よくわからないけど、悩める体を少し楽にして、折角ならご自身の体に自信が持てるように、優秀な部分を伸ばしていきましょうというお話なのです。
あっちもこっちも痛いとこばっかりで、全然楽に動けないし、体力も持たないし、本当に虚弱体質だとご自身の体に対してご不満を抱いている方は、ご自身のお体で一つだけ褒められる個所を見つけてみましたせんか？
気分が変わるし、ご自身のお体を変化させるいいきっかけになります。
身体を変えて気分を変えることによって、脳の働きも変えることが出来るので、”普通”という概念に拘り過ぎているご自身の考えにも気が付くことが出来るようになるでしょう。
”普通”という言葉に取りつかれていた私。
何もやってもうまくいかず、”周りを見なさい”とか”あなたは周りを見ていない”という事を言われ続けてきた私は、自信を持つことなく生きていました。
ですが、本当に私は周りを見ていなかったのでしょうか？
今、思い返すと、その人たちと私では、物の見方が違っただけだったのではないでしょうか？
私なりに周囲を見て生きていましたが、その見方は私の身の回りにいた人たちにとって合わなかっただけだったのです。
もっと違うところに目を向けて、出会う人を変えることが出来ていればそのような人とは出会わなかったかもしれません。
実際今は、そのようなことを感じることはありません。
環境を変えることが出来れば、”普通”という言葉に捉われず、拘らずに生きていくことが出来るのです。
からだと気分が変われば、脳にも変化が起こり”普通”か”普通じゃない”という概念は、ご自身でしか作ることが出来ないという事が理解できるようになっている筈です。
”あなたは普通じゃない”とかいう人の言葉を聞かなくてもいいのですが、聞きたくないと思っているだけでは何も変わりません。変えなくちゃいけないのは、体か、心か、脳か。いずれにしてもどこかを先に変化を起こすことが大切なのです。
”普通の人になりたい”とか、”普通の体になりたい”という人は、その”普通”についてもっと追及するといいでしょう。
”あなたの普通”はいったいどこからきている普通なのか、しっかりとわかるようになってください。
まとめ
”普通の体になりたい”というお気持ちを持つことは、私は否定しませんが、もっと具体的に”普通”を追求して考えることが必要です。
”普通”というのは、正しい答えではありませんから、その”普通”という概念は個人個人の中でしか存在しないのです。
親が”普通”と言っても、子供がそれを受け入れるとは限らないのです。
自分自身の意見をしかっかり持つように、”ご自身にとっての普通とは？”と言うことをしっかり見据えて、健康を維持するための方法を見つけてください。
そうしないと、ご自身が望んでいたものとは違うことが起きてしまったり、結果が出なかったりしてしまうのです。
あなたの体にとっての”普通”をきちんと知って、元に戻せるところは戻し、鍛えるところを鍛えることで弱いところを賄えることが出来るなら、それも知っておくことが大切なのです。
ご自身のお体にとっての”普通”になるためのお手伝いはしますが、それが人と比べて違うとしてもそれは、”普通じゃない”と考えないでほしいのです。
