ボディスキャン整体をやっている本当の理由とは?
正直、私は、人と向き合うのがとても苦手なのです。
言葉を選んだり、人の気持ちを先に汲み取ったりしながら会話をすることが、とても苦手でなかなか上手く話せないんです。
それゆえに、私の特異体質によって、私との会話中にお客様が嫌な気分になったり、感情が昂ったりすることがあります。そのような時に、お客様の気分の反応が身体に現れて見えてしまう時もあります。
例えば、筋肉が硬直している感じが見えたり、血液の流れが早くなったりします。
それをどうやって言葉でフォローしたらいいかわからず、そのまま伝えてしまい、余計に嫌な気持ちにさせてしまったりして、コミニュケーションが上手くできずにいます。
そんな私が、なぜこの仕事を選んだのかというと、とにかく1人でできるから。
また、接客業の基本的会話方法として『人に合わせた話し方』というのを学んだことがありました。
体の中のしか見えない私は、お客様の感情を見抜く力があるので、これは得意な方だと感じました。
ですが、誰しも穏やかな話し方をしているわけではありません。
また、穏やかな声を出しているからと言って、機嫌や気分がいいとも限りません。
人によっては、機嫌に関係なく声の出し方の強弱調整が上手くできていなかったり、疲れているのか、頭に血流が回らず、言葉がすんなり出てこないことで、話すこと自体が面倒くさそうな人もいます。
私は、そういう人たちの体の中が見えてしまうから、その筋肉の動きや神経の流れをそのまま自分の体で真似て話をすることができるので、『相手に合わせた話し方をする』というのは得意な方だと思っていました。
でも実際は、トラブルばかりでした。
その原因は、焼石に水を刺すような結果を招いたり、人の揚げ足を取ったりしたからです。
そのことで先輩や上司に注意されましたが、当時の私には、なぜ怒らせたのか全く分からず、そしてなぜ注意を受けているかなんてわかっていませんでした。
『相手に合わせた会話をする』と学んだからそうしているのに。と、反発していました。
こういうことが私の身の回りでよく起きていました。
後々知った情報によれば、私は発達障害者だったのです。また学習障害にも該当していました。
そんな私に、なぜこんな人の体の中が見えるなんて特殊体質があるのかわかりません。
何の意味も持たなくて、使える頭の良さもないんです。もっとちゃんと使いこなせる人がこういうの体質を持っていれば、【能力】とか、【才能】と呼べたでしょうに。
私みたいなのに付いてきてもただのお荷物。そんな風に思っていました。
そうは言っても、あるのだから仕方がないのです。
私にそう教えてくれたのは、中国の先生方でした。
言葉の壁を感じて日本にいたくなかった私は、中国へ留学しました。中国では、言語の違いなのか中国では、私のストレートと言葉も気にせず、私もストレートに言われても嫌な気持ちになることはありませんでした。
そこの大学で出会った先生方は、私の特異体質を一瞬で見抜き、その特異体質を活かしていく方法を色々とご指導をいただきました。
誰にも言ってこなかったので、絶対に知られるはずがなかったのに。ですが、そのお陰で、自分のやれる道も見つかりました。それでもコミニュケーションはまだまだ練習中です(笑)
向こうでは学生として守られていましたし、中医師としての役割があったので、まだいいのですが、日本に帰国したら『ただの人』なのです。
もう一度やり直すために、専門学校へ入りましたが、忘れていた日本の学校の苦手な雰囲気に、脳内窒息。まず日本語が頭に入ってきませんでした。
解剖図だって、実際に見えている状態なのですから全然苦でも何でもないと思っていましたが、全然名前が一致しません。
そして結局、退学しました。
エステやリンパ施術も中国で学んだので、そちらへ転身しました。
また、整体やカイロプラクターの資格も取ることができました。
ですが、やはり体を本来の状態に戻すには、お客さんの協力なしではできないので、きちんと説明をして必要な宿題(ストレッチ、セルフケア)を行なっていただくことが大切です。
そこで出てくるのがやはり私のコミュニケーション能力の壁です。
人のやる気を失わせる話し方をするのが得意な私らしいですから(笑)、やる気を出させる言い方を知らないのです(笑)そうなると頼るべきは、人ではなく、私が話しかけるのは、お客さんの体の中の組織たちでしかないのです。
見えているから話しかけやすいのです。その場では良くなっても、続かないと維持ができません。続けて来てくださる方のほとんどは、自分では何もしない方が多いです。
3年くらい通って来てくださっている方は、ようやく重い腰を上げて、何かしようと、ゴルフを始められました。
体にあっているかどうかは別にして、何かを始められたので、良しとしています。
凝偏っている体が動かして欲しいと、訴えている声を体の主にも届いたことが大切です。
私は、体の中の声をその体の持ち主に気づかせてあげるためにこの仕事をしています。
私は人の身体の中が見えて、そのままだと1年後、3年後、5年後とどうなっていくのかがよくわかります。ですから、自分を大切にして施術やセルフケアをして欲しいのです。
あなたが、心も身体も健康で笑顔で過ごせるようにサポートすることが私の使命なんです。
私は、現在オンラインのzoomというシステムを使い、直接お会いできなくても画面越しにお話することで身体の状態を見ることができます。
例えば、身体の歪みが見えるので、身体の使い方の癖がわかります。歪みを少しでも改善するための
姿勢の取り方やストレッチ方法をお伝えします。
このように画面越しでも判断することで、これ以上進行しないようにアドバイスさせていただきます。