体の健康を保つために、聞く力を養って自分御環境を整えましょう。
話を聞くことで学ぶことは、話して学ぶことが多いということを知りました。
私は、留学していた経験から、話すことで学ぶことがとても大事だという感覚にとらわれていました。
話すのが苦手だから、人との交流もできないと、尻込みしていたこともあったのですが、実は、話すのが苦手なのは、人の話を聞く力が足りなかったからということを理解できるように最近ようやくなったのです。
遅すぎる理解力ですが、知ることができて、本当に良かったという事にもきがつきました。
話をしたいという気持ちはとても大事ですが、ただ話すだけ話して、全然まとまりがなく、聞いた相手が伝わらないのでは、ただの自己満足でしかありませんよね?
単なる雑談さえも面白くできる人は、話し上手なのではなくて、聞き上手だから、聞き手の気持ちが分かるから、話しが面白くできるという事だったのです。
話を聞いていると疲れてしまう・・という人は、聞く力がないとは限りません。
私は整体師をしていて、お客さんのカウンセリングをしていると、人と話ををすることでストレスを感じて体に不調を持つ人がいるということを、強く感じるようになりました。
これまでは、体の不調を解消するために、どうしたらいいかという話を主にお客さんに伝えていましたが、それだけではなかったんです。
身体に出てくる不調の原因が、心や、脳からきている人もいるんです。
よくよく聞いていると、”人の話”が原因で、不調に陥っている方がいらっしゃったので、この話をしてみることにしました。
話しに集中できなくて、理解できず、結果失敗が多くなってしまった・・
これで自信がなくなり、悩みを抱えて、心も体も不調になっているのです。
それ・・・あなたのせいだけじゃないと思います。
何が分からなくて、何をどう聞いていいかわからなくさせてしまう話を聞くと、不調になります。
”あなたの話のここが分からない”
こうはっきりと言える人は、その人の話し方の半分は理解できているからなんですよね?
全く分からない説明を聞いていると、何を、どうすればいいのか・・キーワードも見つからなくなることもあります。
それは、話す相手の原因でもあるんです。
この問題、かなり簡単に解決できる気がしますが、かなり勇気と根気が必要なんです。
”あなたの話のここが分からない。”
”もっとゆっくり話してください”
これらの一言を引っ張り出すことができない人だから、自分のせいと、追い込んでしまうからです。
分からない話を、分かりにくく話す相手にも、少しは原因があるのでは?と考えてみることができたら、質問も意見も言えなくても、気は楽になるものです。
それができないのが、この問題の一番のネックですね・・・
機関銃のように、バシバシ自分の言いたいことだけ言って投げつけて、メモを取る暇も与えず、相手のペースなんてお構いなしに、話すだけ話した後で、最後の最後に”何か質問ないか?”と言われても、出てくる質問も出てきません。
聞いているだけで精神的ストレスは大きいのです。
これによって、生じた不調はなかなか困難です。
また、そういう人に限って、自分を見失い、同じような話し方をその人自身がしていることにも気が付かず、他の人に対して同じようなストレスを与えていることも多くあったりします。
自分に合ったペースを知って、それと同じ波長で話せる相手・環境に身を置くことができる勇気を持ちましょう。
転職しすぎる若者が多いという、考えを持たれてしまいますが、私は、自分の環境を選ぶことができるのは自分だけではないかと考えているので、転職をすることに対して、反対はしていません。
ですが・・ご自身のペースが、理解できているかどうか・・これがすごく重要なことだと感じています。
”この仕事良いなぁ・・やってみたいなぁ”という気持ちも本当に必要なことですが、入ってみたら、こんな感じだと思わなかったということが、あるから転職することになりますよね?
自分の性格がどういう性格なのか?
自分のペースは、早い方か遅い方か・・
そういうのを見極めないと、迷いに迷って、自信を無くして、悩みだして、体も不調になったりするので、それを回避するために必要なことは、人の話をたくさん聞くことで、自分との調和を図れるようになる第一歩になることもあるのです。
人との交流の中でそれを磨くのが一番いいですけど、私のように、人と話すのが、苦手という人は、ラジオでも、トーク番組でも、ドキュメンタリーでも何でもいいので、人が話している話をよく聞くことをお勧めします。
そうすると、自分に合った話のペースが分かってきます。
どの速度の話し方が自分にとって理解できるのか。
これが、あなたにとって生きる速度に近い速度なのです。
そこを基準に速度を速めることに努力してもいいし、それよりも遅い人に合わせる仕事に就くこともできるのです。
ご自身の速度を知ることができると、自分に調和した環境に身を置くこともできるのです。
ご自身の速度に合った、”この仕事良いなぁ・・やってみたいなぁ”という好きな仕事場を選ぶことだってできます。
人に合わせることよりも自分に合う環境を探せる人になると、心や脳からくる体の不調を減らすことができます。
”相手に合わせた話し方をしましょう”
”相手の視線に合わせた接客をしましょう”
私も、接客業を学んだ時に、相手に合わせることを教わっていました。
ですけど、どんな相手でも、合わせることができる人は、本当はいないのです。
お客さんを選ぶのはよくありませんが、お客さんが選んでそのお店に来ているので、私がお店を選んで、仕事を選ぶ必要がありました。
そこに気が付いたから、自分でお店を開こうと、地元へ戻ってきたわけです。
私は、早い速度にはついていけないし、周りの人と調和を保つのが苦手なのですが、それは調和を保てない人たちが周りにいたからです。
自分で選んだ環境が、自分に合っていない事に気が付くのが遅かったのです・・
気が付かないと何も始まらないので、気が付くことから、まずは初めて見てください。
無理していませんか?
人の話を聞いていると、焦ってしまうのは、あなたの理解力がないからではありません。
あなたがご自身のペースを理解していないからです。
相手に合わせる必要はありません。
”あなたの言うことが分かりません。”
”もっとゆっくり話してください”
これらの一言が言える勇気を出せないなら、環境があっていないとか、自分と波長が合わないと判断して場所を変えていいと思います。
働くために必要なのは、活力・知力・気力です。
これらが健康に健全に保たれた環境に身を置いて、生きるという本当の目的を果せる生活を送ってください。
まとめ
・聞く力を養って、自分のペースを理解しましょう。
・理解できない話の仕方を聞いていると、心と脳が委縮して、体に不調を与えてしいます。
・”わからない”と伝えることができない環境は、波長が合っていないかもしれません。
・自分のペースを知ることで、自分に合った環境を見つけることが簡単になる。
・相手に合わせるよりも、自分を知って自分に合わせる生き方をしましょう。
・知力・気力・活力を健全に健康に活かさせる環境で、生きる目的を達成しましょう。