気づいた人なら変えられる！ご自身の苛々の原因を減らすためにできること。
”最近イライラさせられることが増えてきた”と、突然気が付いた人はいませんか？？
それは、ご自身の体が刺激を受けやすく敏感になっているからです。
人の声が気になるとか、人の行動が気になるとか、自分のペースにはまっていないことに対して過敏に反応を示してしまうからなのです。
それだけ神経がか細くなっているから受け付けられずにイラついてしまうのです。
これを解消する方法を知っている人は、一人の時間をとても大切にしています。
何故なら人と一緒にいると、それだけで誰かの悪口を言いたくなってしまうからなのです。
人に対する愚痴を吐き出しただけのつもりが、”あの人、人の悪口しか言わない”と更に言われてしまうことを知っているから、そこに気が付いた人は、一人の時間を十分に確保して静かに過ごすようにしているのです。
”いつも一人でいて寂しそう”という声も一人の空間でしたら聞こえませんし、”あの人は人の顔を見たら悪口しか言わない”という声だってきこえません。更に誰もいないので、何も悪く思わないのです。
一人になる時間を作るのが苦手な人は、心が病んでいるのではなく、体への刺激が足りないからです。
身体に刺激が足りないと、人道的に外れたことをしてしまうようになります。
公共物を壊して楽しんだり、人が嫌がっている状況を楽しんだり、それがエスカレートして警察沙汰になったりしても、それさえも自身の栄光のように感じているマヒした状態になり、迷惑行為を”遊び”と捉えてしまうようなります。
どうしてこんなことが起きてしまうのか？と不思議になるのですが、この人たちは”自身を満たす”ことを知らないのです。
なぜ知らないのかというと、満たされる状況やその環境を得たことがないからです。
では、なぜ満足できる状態や環境を知らずに生きてきてしまったのか？というと、そういう行動をしたことがなかったらなのです。
”自身の身を置いている、その環境は自分自身にっているか”ということに対してきちんと考えてこなかった人達なのです。
そう聞くと、”あ～・・環境が悪かったのね・・”とか”育ちが悪かったのね”と簡単に済ましてしまう人もいるでしょうけど、かなりの問題ですよね？これって。
何故なら心や頭が育っていないからです。ということは、体・・その刺激を受けている受容器である体全体もやはり育っていないのです。
身体によいこと、健康にかかわることを何も知らずに人間の三大欲求だけを満たしているだけの状態では、不健康な体としか呼べないのです。だから頭も心も育てられないのです。
自立した年齢になったからには、自分で自分を育てなければなりません。
それをするためには、体の受容器が正常に働かないとできないことなのです。
育った環境が躾に厳しくて、いたずらをしてきたことが無かったら、その反動で迷惑行為をしてみたとか、人の悪口を言うなという環境で育ったから、社会に出てから目に見える人すべての人の悪口を言い続けたとか・・分からない話ではないのですが、それをどのくらいの長さしてきたんですか？ということなんですよね・・・いい加減やりつくしたのではないですか？というくらいにやってきたのでしたらどこかで気が付くはずなのですが、それが出来ずに違う環境にな手もまた同じことをしている人は、体そのものにも問題があるから、脳も心も発達しないのです。
体の癖を整えることがまずは大事だと感じます。
ですが、この人たちは、まず自身の行動に疑問を抱かない人たちなのです。ですから行動も依然として変えませんので私が手伝えることは何もないのです。
ただ、中にはそうじゃない人たちもいます。
怒りが先立ってしまって、何を言っても”悪口”捉えられてしまう人
私が以前、働いていた場所へ来てくれていたお客さんの話ですが、この方はとても面白い人で頭がよく人の行動や会社の在り方についての欠点をいち早く見抜いて声に出して伝えることが出来る人でした。
上司にも自分の意見をしっかりとぶつけることができてたみたいなので、きっと同僚さんからの信頼も厚く友達も多いのでしょうねと、そのことを伝えましたら、全然違っていていつも一人だとおっしゃっていました。何故なら悪口しか言わないという認識をされていたからなのです。
会社もいくつか辞めているらしく、それは会社との折り合いが付かなかったからということもお話してくださりました。
その理由が私にもすぐにわかりました。
見た目がまず怖いのです。そして話してみると、全て嫌そうに話すのです。
施術中、この日と話すのが嫌いなのかなぁと、遠慮がちにおからだで気になるところを聞いたのですが、面倒くさそうに答えていたので、極力施術中は話さないようにしようと思ったのです。
ですが、施術していてお体の中の変化が見えたので、ちょっと話しかけてみることにして、お仕事の話をお伺いしました。
するとものすごく嫌そうではありますし、文句越しではありますが、話すのが嫌という反応を示しませんでした。
そこでわかったのです。
言っていることはすごくまっとうな意見なのですが、言い方がとても乱暴で喧嘩を売っているというよりも、文句をたれているというようにしか感じない話方だったからなのです。
これでは言われた方は、改善を考えるより先に愚痴を言われても困るよ・・と捉えてしまうのです。
また友達関係にも傷が入りますよね。
目を合わせると怯えられるのが本当にむかつくから会わないようにしていて、声をかけると露骨に嫌な顔をされるから話もしないという状況だったそうです。
思ったことをそのまま口にしただけですが、それが心の溝をえぐりださるような言い方をされてしまうと、欠点しか言われていないと感じてさらに落ち込んでしまうでしょう・・
私だって、この方に会った時が中国留学前だったら・・と考えたら絶対に拒絶している人でした。
その人が一人を好んでいるわけではないのですが、仕事で人と接して疲れるから普段は一人で過ごしていると言っていました。
この人は自身で気が付いているのです。
人と一緒にいると誰かを傷つけてしまうということを。そしてそれはその人自身も更にイラついてしまうということを。
私がお手伝いをしたいと感じるのは、こういう人たちなのです。
お体を整えて少しでもご自身の事に気が付いていただけるお力になりたいのです。
身体の状態を整えると、まずは顔の中の状態も変わるので、表情に変化も見えてきますし、声の状態も変化させられます。
そうなってくると気分が変わってきたり、考え方や捉え方も変わってくるので、人との接し方も変わってくるはずです。
ひょっとしたらその人にとって大切なことをアドバイスしてくれる人に出会うこともできるかもしれません。
