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体が”次の行動”準備に入らないと、頭と心だけでは行動には移せない。

    
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体が”次の行動”準備に入らないと、頭と心だけでは行動には移せない。

頭の切替ができないとお悩みの方へ。

頭が切り替えが遅い人と気持ちの切り替えが遅い人とは反応している場所が違うのをご存じですか?
前回、「冷たい人になりましょう」と、私はお伝えしましたが、気持ちを切り替えにくい人に対しては、この対応で合っていましたが、頭が切り替えられない方は、このやり方では対応できないこともあるのです。

次の状況を頭の中でイメージすることで、頭を切り替えて次の行動に移せるようになることが出来ます。
「今しないといけないことは、これ!」
「これをやりきってから!」
と、決めていると時間はどんどん経過してしまいますね。
やり切れるまでにかかる時間と、次の行動を初めてそれが終わるまでの時間を比較すると、どちらが早く済ませられるか、まずはイメージしましょう。
そして、「次の行動」をしている自分の姿をイメージしてみてください。
どのような気持ちでその行動をしていますか?
「いやだなぁ~・・」
「めんどいなぁ~・・」
そういう気持ちでしていることに気が付いたら、その気持ちを”冷たい人”になって切り離しましょう。
「そういう私は、私じゃない」という気持ちで、見放してください。
そして新しい気持ちを取り入れます。
「大変だけど、これをしたら、こんな気持ちに変われるから、やってみよう。」

次の行動をやり遂げた、イメージが出来たら、もっと頭の切替ができて、次の行動に移せるようになります。

頭の切替が遅くていいのです。
大切なのは頭を切り替えるための準備をしているかどうかなのです。

私も実は頭の切替も気持ちの切り替えも遅くて、行動自体が遅いので、子供のころから周囲の人を怒らせたり、嫌な気持ちに指せたりしてきました。
ですが、それは体と深いつながりがあって、体の動きが、”次の行動”に繋がっていないからだったことが分かりました。
頭が先に行ってしまい、気持ちが先走っている中、体の準備ができていないから、
面倒くさい、嫌だなぁ~となってしまうのです。
ですから、頭の準備運動で、体の動きをイメージさせる必要になるです。
そこからして、”普通の人”とは違う要領の悪さが露呈していきますが、そこは諦めてください。
要領が悪い人は、とことん要領が悪いですから、嘆いても仕方ありません。

要領が悪いからこそ時間がかかる”と、考えを切り替えて、準備運動をしましょう。

”次の行動”をしている時の私をイメージします。
気持ちを上げるために、行動をし終わった後の達成感を描きながら、進行形の行動をイメージします。
すると体の使い方を、体がイメージできるようになってきて、動こうという気持ちが芽生えてくるのです。
それでも体がこわばっている方は、まだやる気が起きません。

実際に次の行動をしている振りで体を動かしてみる。

掃除をしている振り、お茶碗を洗っている振り、お洗濯物を干している振りなど。
これは、私が実際にできない訳でもないのに、苦手とすることで、
後回しにしてしまう行動のワースト3です。
さぁやるぞってなるまでに、15分を要します。

それでもやる気が完全に失せたわ、とは絶対になりません。
体が準備を始めているからなんですね。

これに到達しない方は、恐らく体に何かあるのではなく、気持ちの問題や頭の働きが弱っているからだということになるのです。

頭が付いてこれなくて”次の行動に”移せない人のパターン

失敗しやすい人は、これもまた、同じことで、どのような失敗をしているのか、ある程度分かっている筈ですから、イメージしている間に、失敗することも含めてください。

行動することによって、失敗することを知っている人は、その失敗によって時間を潰されることが許せなくなっています。

私が必ずやらかすことは、片づけをした後、そこに片づけたか分からなくなる問題。
片づけた場所を変えるようなことがあったら、メモ帳に”これはここに場所移動した”とわかりやすくメモっておくとか、付箋で片づけた場所に貼っておくとか、ひと手間を加えたイメージを追加します。
おかしな話ですが、このイメージ行動を実際に動いてやっているので、一人でいるときがおすすめです。
誰かに見られても恥ずかしくなくなるまでには、多少なりとも時間がかかります。

次の行動が、気持ち的にできない人のパターン

これも同じくご自身が犯す失敗を予測しているからですが、そのことで気分が害されてしまうことを知っているからです。
私がよくするのは、茶碗が割れてしまったとか、大事なものを捨てたかもしれないという失敗です。
茶碗が割れたと言事ならすぐにわかることですが、後からわかることってありますよね?
大事なものを捨ててしまったことを思い出すのは、大抵、”あの大掃除の時に・・・”って感じです。
片づけることに夢中になりすぎて、何を捨てていて何を残したらいいのか、分別衝かなくなっていることって意外とある人は、片づけることに対して恐怖を抱くようになってしまい動けなくなるのです。

私も、いったい何をどこへ置いたのか、忘れてはいけないものを忘れていることがあります。
忘れたものは、仕方ないでは終わらないのですが、今はとりあえず忘れたことにして、”次から”は忘れないための準備運動を行っていきましょう。

頭の中で、まずイメージするのは最初と変わりません。
気持ちをし終わった達成感を得ることも同じです。
次がちょっと違っています。
何処を片付けるのか、何をどうするのか、計画を立てて、そこを見るというイメージをしましょう。
そして次に、そこには何があるのか、しっかりと物色するというイメージをします。
注意です!!
この時に、「うわぁ~、こんなにあるのかよ!?」って思わないでくださいね。
気持ちに大切なのは、達成感です。

ここまで終わったら、実際にその行動を、振りでやってみましょう。

体の動きが慣れたら、実際にその場所へ行って実践してみましょう。

実際に始めてみると、思っている以上の行動範囲が増えてしまう人は要注意!!

イメージしているときに、計画を立てなかった人に多いのが、体が動くようになって、あれもこれもと、動きの幅を広げてしまう人もいらっしゃいますよね。
実際に私がこの方法を身に付けたばかりのころ、その罠に嵌りました。

それ、実はとても危険です。
何故なら、またもや”次の行動”に移せないからなのです。
今しているのは、”次の行動に”移すために頭を切り替えるための実践方法なので、そこで止まっていられないのです。

そのために必要なのは。、気持ち的に”次の行動”ができない人のパターンでお伝えした、計画をイメージする準備をしてください。
イメージする内容は、どの範囲を、どれくらいの時間で、どうするか?です。
この内容の中に、何かしている時にこういう失敗をしていて、その対処をしていて、対策としてこうしたけど、やっぱりこうなってしまって・・・と考えていると、それくらいの時間が必要かが見えてきますよね。
5分で終わらせようとか、10分で終わらせるような簡単な短時間を想像した場合、家中の掃除をしようとは考えないことです。
そのくらいの時間できる範囲は、大体一部屋分くらいが妥当でしょう。

イメージだけだと、意外と簡単に考えがちなのです。

私自身のことを話すと、そうなのです。
ですが実際にやってみると、色々とトラブルが出てきて、5分・10分では片づけられないことが増えてきて、嫌になりました。
気が付いたら30分は経っているとか、1時間も使っていたなんてことがざらで、結局体が疲れて次のことが出来ませんでした。

イメージするのは簡単ですし、体を使った行動の振りをするのも簡単のですが、その行動だけで本当に終わりますか?ということを再確認してください。

掃除機をかけようと決めました。
そこの部屋を掃除器掛けるかも決めました。
掃除機をかけている振りだけ、体を動かしました。
本当にそれだけでいいですか?

いざ実践してみると、掃除機を運ぶときに足をぶつけたり、床に落ちている靴下を一緒に吸い込ませてしまったり、掃除機を片付けるときに、食い込み口のごみを出し忘れたり、ごみパックが詰まっているかの確認を忘れたりすることありますよね?
忘れていてもまた使えるからいいやと考えてもいいのですが、次また気持ちよく掃除しようと思ったら、やはり掃除機の中をきれいにしておきたいですし、怪我無く、スムーズに掃除するためには、やはり掃除機を運び入れるスペースづくりも大事です。

本当に面倒くさいのですが、思い立ってすぐに行動できないし、行動しても、思わぬ事態を引き起こすことを知っているからこそ、そんな準備運動を行わないと動けない人たちがいるということです。

もう一度言いますが、私自身がその人です。

自分がした失敗を一個一個覚えていなくちゃいけないこともないです。
そうしないとイメージできない人もいるかもしれませんが、このイメージ準備体操を行うようになってくると、なぜか思い出すようになるのですから。

頭と心の中だけのイメージ準備体操では、何時間していても動けない。

私もここまで話しましたが、私が一番失敗したやり方が、30分くらい準備運動に時間をかけた時でした。
傍から見れば、「なにもしてないじゃないの!」という状況の中、頭だけは一生懸命に動いている状態ですね。
これは、傍から見ていなくても、自分自身でわかります。
何もしていないのです。そして、何もしたくなくなるやり方なのです。

何故なら、体が動いていないからです。
体がその準備に一切入っていません。
30分も、同じ大勢でイメトレだけし続けると、体は、寝てしまうのです。
だから、やる気がだんだんと失せてしまって結局できないのです。

頭と心を使うイメトレ準備は、とても大事なので、蔑ろにはできません。
想定することと、気分を上げることは、行動力を上げることですから。
但しやりすぎないでください!!

私がド嵌りその理由は、ただの手抜きでした!
手軽く簡単に、行動力が上がるなら!と、考えた私は、この方法を体を動かさずにできないものかと、安易に考えて、ついには眠くなり、余計に時間を費やしたという結果でした。

これを実践しようとされる方は、こうならないでください。

体を動かしてこそ行動力が上がりますから。
やはり行動させるための準備運動です。
体を使わないと、動かないのです。
このことをしっかり踏まえて、次の行動への切り替えをスムーズに行い時間を有効活用してください。



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