痛みやストレスに負けない身体造りの方法とボディスキャンの関係
こんにちは。福井県丹生郡で整体院をしている雪絵です。冬になると寒さや忙しさで、痛みが出やすくなりますし、太陽を浴びる機会も減って疲れやストレスを感じやすくなる季節です。
そんな皆さんに少しでも快適にお過ごしいただけるように、生活の中に簡単に取り入れていただくことができるストレッチや、ストレス解消法をお伝えしていきます。
痛みの原因
痛みは、身体的ストレスのことです。
痛みはには突発性な痛みと慢性痛みとがあります。突発性にしても慢性にしても解消が遅い場合と早い場合があります。突発性だから早いとか、慢性だから遅いというわけではありません。
突発性の場合は、理由が明確になっていることが多いですので、その分、心理的ストレスにはなりにくいものです。
慢性的な痛みは、徐々に体が変化をし来たことからくる痛みだったりしますので、気が付いたときには根本から見直す必要がありますし、ご自身ではなぜ痛みが出たのかも分からないため、心理的ストレスになっていきます。
何もしていないのに、突然痛みが体に感じるようになったり、何かをすると突然痛みが走る場合は、慢性的な体のつくりの変化引き起こしたことが原因が大きいでしょう。
ストレスの原因
ストレスには、大きく三つに区分されます。
心理的ストレスは精神的ストレスと同じ意味です。心で受け取った刺激が圧力を感じて、自己防衛を働かせる刺激のことです。
身体的ストレスは、痛みや痺れ、寒気、熱感、冷や汗など体に及すストレスで、感じている本人にとっては、心地の悪い刺激です。
心理的ストレス。身体的ストレス。五感的ストレス。
五感的ストレスは、脳内ストレスという言い方もします。これは、物足りないと感じて刺激の強いものをより強く求めてしまう現象です。それは、五感が麻痺していくことが原因です。
過度になると、依存に近い状態で、自分では止められないほどになっている状態になります。
辛い物をよく食べたくなったり、熱いお風呂に何時間も入ったり、何時間でも寝てしまったり、逆に何日も起きていたりなど、体にとっては良くないという際限が聞かなくなっていても、それがわからなくなっている状態が脳内ストレスで、特に五感を以上に刺激させる行動に出てしまうことが多いです。
心理的ストレスになる原因は、個人の性格が大きく影響しています。日常の中で、何気ない一コマから受ける外部的要因からの刺激によって起きてくることが特に多いです。
思った通りに物事が進まないとか、時間に追われていて焦ることが多いとか、そこへきてちょっとした自分の失敗が原因で、さらにイライラさせられてしまうと、ストレスになります。割り切ってしまえば心理的ストレスも突発的に解消されるのですが、引きづりやすい人は、次から次へと抱え込むだけ抱え込むので、解消されずに脳や体への不調へも影響を及ぼすようになっているのです。
五感的ストレス(脳内ストレス)の原因は、大きく分けて二つあります。
一つは、刺激の受けすぎによるものです。
もう一つは、刺激を受け取らなくなっていることによるものです。
強い刺激を受け取りすぎることが多くなると、脳内が異常反応を起こし、刺激をより強いものを欲するようになります。それにより通常の刺激には反応しなくなるという脳内ストレスが起きるのです。
また、刺激不足の場合でも、脳内ストレスにより、何が心地よくて何が心地悪いのかを判断しなくなり、異常な刺激にしか反応を示せなくなってしまう傾向に陥るのです。
痛みに負けない身体の造り方
自分の身体の声をよく聞くことです。
まず、慢性的な痛みを持続的に感じている人は、自分の身体が、どの態勢で痛みが出るかをしっかり意識しましょう。痛みが出る前に身体に違和感を感じる感覚があるはずです。それに気が付くことが最も重要なポイントです。
突発的な痛みを感じやすい人は、もっと気を付けて体の動きや、態勢に意識を向けてください。
「私は、捻挫しやすいから」
「私は関節が弱くていつも肩やあごが直ぐ外れちゃう」
と、恐ろしいことを簡単に笑い飛ばさないでください。
体の構造にとって、外れた関節は、とても大きなストレスです。力が抜けたのとは違い、力が入らない状態なのですから。どの部分の筋肉が強くなっているか、どの筋肉が弱っているかを知って、関節がはずれにくい、本来の体の構造へと戻していく必要があるのです。
身体がストレスに負けないためにできることは、自分の身体に合った動きを知ることなのです。
ボディースキャンとは?
私の特異体質な目を使って、体の歪みの原因となっている筋肉の偏りや、骨の歪みを見つけて、体の癖を取っていく方法です。
身体の癖が、痛みの原意となり、歪みの原因にもなるのです。
ZOOMを使って、体のコリを改善するためのストレッチや、姿勢の保ち方をご紹介していきます。
日常でストレッチをする意識を増やし、自分の身体を無意識に使う時間を減らし、簡単に行える方法をご紹介します。体のストレスの痛みを改善して、心理的ストレスや、脳内ストレスを感じさせにくい体づくりをお手伝いします。
まとめ
ストレスには、身体的ストレスの痛み、心理的ストレス、脳内的ストレスの三つがあることをお伝えしました。
脳、体、心のストレスの要因は、それぞれ違うものですが、いずれ一体化していくことも忘れないでください。そのためにまずは、体の使い方を脳へ教えることです。これが脳への刺激となって、脳内麻痺で脳内ストレスを発症させることは激減します。最初は小さな刺激ですが、少しづつ体が本来の状態に戻ろうとするときには、心地よい刺激と感じることができるようになるのです。
次に心理的ストレスの緩和にもつながります。失敗や焦りを引きづってしまいやすい方は、背骨の歪みにより脳への刺激が足りないことが多いので姿勢の改善によって、体の筋肉がほぐれたり、本来の筋肉の動きができるようになれば、少しは気持ちの使い方も変わってくるのです。