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遠慮と謙虚を履き違えて、そろそろ心が迷子。虫に道聞きたいレベル。

  
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遠慮と謙虚を履き違えて、そろそろ心が迷子。虫に道聞きたいレベル。

暑い日が続いています!
本格的な夏の到来ですね。
クーラーをつけていても、暑すぎて効いてないって感じます・・

地球温暖化って騒がれている昨今・・・冷房の温度を気にしますが、暑さ対策もしっかりと・・言われて。
一体どっちを取ったらいいのぉ~~?!と矛盾している私です。

お陰で、クーラーも効かない暑さの上に、人の話も聞かない状態になってます。

そんな中、テレビを見てた昨夜。
10年越しに会いたい恩師をゲストに呼んでいた番組がありました。
ゲストに来てくださったその先生もまた、その芸の陣の方の事をとても大事に思っていらっしゃったんだと感じました。

そこで思った私!!

会いたい恩師がいるという出会いそのものが凄い!!

強いつながりがあるんですよね~~。
何年経っても、忘れられない人がいる。
そういう出会いをしている方って・・・本当に凄く人間としていい出会いをしているなぁって感じました。

私、未だに根に持っている人っていうのはいますけど、”会いたい”って気持ちを抱く人って・・・
正直いません!
だから、本当に凄く良い人生を送っていらっしゃるんだろうなぁってそう感じました。

教師で思い出したのが・・・これ、今だから笑える話なんですけど、当時の私は何も考えてなくて、
”へぇ~~・・”
で終わらせてた話です。

小学3年・4年と同じ担任で、ほとんどの授業は、その教師が授業を受け持つんですよね・・。
それで・・”何しようかな・・”って・・・いう授業一発目が良くありました。
・・・考えておけよ・・って今は思いますが、当時の私は、”へぇ~~‥”って気持ちでいましたね。

こういうことをブログで書いていいのかどうかわからないけど、読む人少ないし別にいいかなって気持ちで書くことにします。

教師の問題・・・最近多いですよね。
私、”ミヤネ屋”って情報番組が好きでよく見ているんですけど、その番組で宮根さんがおっしゃっていたことに対して凄く共感しているんです。
”最近、こういう問題が浮上しているのは、声をあげられる人が増えてきたからかもしれないですね”
ということでした。

本当に、そうだなぁって感じます。
イジメに遭っても、性暴力に遭っても、虐待を受けていても、声を上げらず、PTSTを抱えたまま大人になっている人が多かった筈の私世代・・40代50代の人達がいる中で、今は声を上げて、その声尾を聞き取る人が増えているわけですから、そういう所では、凄く変わってきたんだと感じました。

正直、これ‥終わらない問題だと思うんですよね。

人が固まれば、どうしてもこう言うことは起きてきます。
解決に導くことができない問題だからこそ、被害を受けた人が声を上げるっていうのはとても大事なことだと感じています。

我慢していると声を上げにくい人間になる!

私自身がそうなんですけど、”そういうものだ”ってあきらめてしまわないといけない環境にいた私。
自分を守るために、頭をおかしくしてしまっているんです。
こういう人が世の中にいったいどれほどいるんだろうって・・本当に考えさせられます。

誰も引きこもりになりたくてなってるわけじゃないんですけど、そうしないと自分を守れない状況にまで追い込まれてしまってたわけです。
それに気が付かなかった周囲の人たちもまた、加害者なんじゃないかと私は感じています。

私の場合は、家庭が恵まれているから、国内逃亡という名の留学ができたんで、何とか、生き返ることができましたけど、帰国してすぐの時は、なかなか日本ってところになじめなくなってました・・。

ただ・・留学してたって事が、珍しいのか、結構話をする仲間もできて、それなりに人間として生きられる手段は身に着けてこれたんですけど・・なかなか自分から行くっていうのは難しかったです。

それを打開できたのは、小説を趣味で書いている原作者に会えたことがきっかけです!

こういう人との出会いをするためにも、やはり外に出ないといけない。
でも、外に出る勇気も気力も奪われてしまった状態にまで追い込まれてしまった人たちに、それを求めるっていうのは、本当に至難の業です!

そうなる前に手を打っておくことが大事なんですけど・・なかなかそうできない。
気が付くことができなかったんですよね・・。
なんていうか・・・うまいんだと思うんですよ・・。
”被害に遭っている”っていう状態を隠すのが。

私にはできない事なんですけど、平気ぶるのが本当にうまいというか、我慢強すぎるんですよね・・。
だから追い込まれてる状態だという自覚さえも、実は感じてなさ過ぎて、気が付いた時には、外に出ることも人と話をすることもできなくなっていた・・・そういうことなんだと思います。

どうしてこんな話を私がしているのか?

手がまだ不調で、仕事できないからこそ、何かできることが無いかと考えて、カルテの整理をしていました。
お客さんに触れていないと、情報って入って来ても抜けちゃうんですよね。
だから、そういうのを思い出す作業をしてたわけです!
そしたら見つけたのが、引きこもり生活を送っている子供をお持ちのお客さんがいらっしゃったわけです。

悪い言い方をしているつもりはないんですけど、そういう表現にしかならない事を先にお詫びして、話を進めますね。

実は、その方ご自身にも、あるんですよね・・なんていうか・・自己開示がうまくできていない性格っていうか・・遠慮しすぎている性格が。
なので、うまく話が自分の子供さんとできていない。
その為に、引きこもりの子供さんとどう接していいのか分からなくなっているという状態でした。

理解できなくはないんですよ。
誰にでも踏み込んでほしくないところはあるし、それを親だからって入って行っていいのか?と考えてしまうことも多々あります。
だけど・・・ずっと閉じこもり引きこもりをしていて困るのは、子供さん本人だということに、気が付いているのかどうか・・。
分かっていながら、出来ないっていうのと、分かっていないからしないってのでは話が全く異なるんですよ。

カルテを読み替えしてて、・・この人大丈夫?!って率直に思ってしまったのが・・
”息子が引きこもりで”と、かるく言っている事だったんです。
引きこもりが悪い事じゃないと私も感じます。一時的なものなら。
私自身も、ありましたから。
ですが・・・中学から成人するまで約何年?それくらい引きこもっているという進行形だったわけです。

これ・・・さらっと言うことですか?って・・・

どうしてあのとき、私は気が付かなかったんだろう・・・。

入り込んでいいテリトリーではなかったから、深くは聞いてないんですけど、私自身にも何か話せることがあったかもしれないんですよね・・。
もう今は、来ていないお客さんですが、そういう方のカルテを見つけたわけです。

そのあとあの”ミヤネ屋”の情報番組で、宮根さんの言葉を聞いて、私ははっとさせられました。
声をあげられるうちに上げておかないと、声を上げるどころか、話しもしなくなるんだと。

口が付いているのは、命を守るため

これ・・・本当に凄く大事なことなんですけど、私も深く考えてこなかったことでした。
声を上げるために口ってついているんです!

体を守るために食事を摂るから口ってついているっていうのは分かるんですけど、自分の精神を守るためにも、口ってついているんですよね。

どんなに小さい生き物で、声を出しているかどうかさえ分からない生き物であったとしても、仲間同士だと、その”声”をちゃんとわかるようにできているわけです。

ほんとに虫が嫌いな私は、虫をじっと見ることなんて・・してなかったんですよ、大人になってからは。
ここ・・不思議なもので・・子供の時は、”わぁ~~気持ち悪~~い”って言いながら、青虫君をいじめてたんです。
残酷なことしてたんですよね・・・私も。
イジメられてるやつ当たりが、青虫君をいじめるという・・・悲惨な状態を晒してた子供時代。

で・・そういうのをしなくなったのは・・いつ頃からでしょうか・・。
気が付くと見ることさえもしなくなってました。

これ!!これなんです!
やつ当たってる時はまだ表現できている・・で、それをしなくなった辺り・・もう既に壊れてるんです。

話しを戻すと、その大っ嫌いな虫たちを、草むしりするようになってから、ちゃんと見るようになったわけです。
その標的・・ってわけでもないですが、対象になったのが、ダンゴムシ!
ちゃんと仲間をよけて歩いているわけです。
ある程度の距離から、近づかない・・・

なんかね・・・仲間が近くにいるぞ・・って分かると、それまで動いてなかった神経が、ちゃんと働いて、避けるんですよね・・。
あれ見てて凄く面白かった。

なのに!!どうして、私の手は避けてくれないの?
何で手の上を平気で歩いてるの!?
恐くなって、払ってしまいました・・。

もぞもぞってするあの感じが怖いんですって・・ほんと。

それくらいちゃんと”知らせ”ってのを出してるんですよ・・・口から・・・。

受けるのが、口だったんです。
ダンゴムシなんてさ・・・どっちが頭で、どっちがお尻かわからないし、目があるのかないのか・・耳が付いてるのか、口があるの変わらないけど、あるんですよね・・
それで、ちゃんと口から、なんか発信してた・・。

詰まり!どんなに弱弱しそうな生き物でも、協力し合ってるかどうかも分からない単独行動の生き物でも、仲間に”ここにいるよ”って知らせる能力って持っているんだって事を知りました。

謙虚さと遠慮を履違えていた私。

情けない話ですけど、”謙虚な気持ち”というのと”遠慮”とか”謙遜”って気持ちを同じに受け取っていたんです。
だから、これまで、”悪いなぁって感じて何もしない”っていうのが良い事だと思って生きてたんですね。

それを人から見たら、当然”何もしない”、”気が利かない”と言われていて、その度に益々動けなくなるという場面は多く存在していた私です。

それが、最近分かったんですけど、”謙虚さ”って別に、遠慮するだけではなかったんです。
私ができることを、出来る分だけ精一杯尽くすって事だったんだということに気が付きました。

その人にはその人のやり方があるから、任せて置こう・・っていうことが私の考えだったんです。
その方がイラつかさないで済むからです。
忙しい時に限って手伝ってっていうけど、手伝ったら手伝ったで、やり方が違うと頭に来たりされたら、お互いに嫌な気持ちになることは分かり切っているからやらないって事にしたんですけど、まずは声だけ掛けてみるっていうのは、気配りとしてやってみてもいいかもしれないですね。

一言の声かけで気が付く変化っていうのもあるかもしれないからです。

遠慮と謙虚さ・・・これ間違えて感じている人いると思うんです。

私の様に、遠慮しているのではなく、謙虚さから、こういう行動をとっているって人、多いんじゃないでしょうか?!
別にやる気がない訳でもないし、人を頼るのは、悪い気がするから・・そういう気持ちで何も言えないって人いらっしゃると思うんですよね・・。

ですけど、自分ができることを出来る範囲で尽くすことが謙虚さだと見直すことができたら、手を貸してほしい時に、一声かけるということはが、その時の自分自身にできる精いっぱいって受けることもできると思います。

最後に。

声をあげられるときには、身近な人に相談をするとか、ブログで伝えるなどをして心が壊れない内容に自分の言葉を伝える勇気を出しましょう。
自分を無くしてからきがついても、なかなか自分を取り戻すことは難しいんです。
”自分自身をまずは守る”ことから始めることが、一番の謙虚さだと私は自分の実体験から感じています。

まとめ

・連日の猛暑にクーラーも口もきかない!?

・テレビで「10年越しに恩師と再会する番組」を観て、“会いたいと思える人がいる”ことの尊さに気づく。⇒私?・・・会いたい人ゼロ!

・昔の先生の「何する?」授業スタイルを“へぇ~”で受け流してたけど、今思えば謎すぎる。

・最近の教師問題、声を上げる人が増えてる=社会の成長!ミヤネ屋で深く共感。

・「声を上げる力」が生きる力!でも我慢がクセになると、それができなくなるって怖い。

・虫嫌いなのに、草むしりでダンゴムシ観察 → 口で何か伝えてる!?生き物の“知らせ力”に感動!

・遠慮と謙虚は別物!「気を遣う=黙る」じゃなく、「できることを精一杯」が本当の謙虚。

・助けが必要なときは、“助けて!”の一言も立派な勇気そして謙虚!

・口は食べるためだけじゃない!命と心を守るためにも使おう!壊れる前に、声をあげて守ろう、自分!!

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