嘘みたいな本当の話!こんなことで健康被害が起きちゃう身近な会話・・
会話がかみ合わないなぁこの人って思うことありませんか?
私はよくあるんですよね・・
私の説明が下手なのか、それともその人の聴き取り方が下手なのか・・
”いまそのはなしじゃないのよねぇ~・・”って思うところに頭を飛ばしてしまう人に対して、これまで私は、イライラってしていました。
そう何回も言ってるわけじゃないでしょ?!って自分でも思う時もありますし、数日前にも同じ話してるわ!!っていうこともあります。中には、会えば必ずそういってるんですけど・・って呆れてしまうことだって。
それでも、始めて話すようにして話をしなきゃならないって・・かなり苦痛ですよね?
そんなときどうするか・・・
無責任なんですが、言ったことを忘れてしまうほうがいいです。
それって人としてどうなのかという気もしますが、忘れやすい人は限られているわけで、そういう人に”前も同じ話してますが・・”と思うと心が折れてしまうので、この人は忘れやすいから、私から忘れましょうと、切断してしまって、また同じ話をすることになっても、私も忘れているから、気にならなくなるのです。
大丈夫です!
ちゃんと覚えていてくれる人もそばにいます!
だからその人を心の支えにして生きて行けば、無責任にはならないのです。
言ったことを忘れてしまう人に対して、初めて聞いた事を、”もう何回も言わせて”と思うほうが、無責任な気がするのです。
初めて聞いたことを怒って言われても・・・と、聞いた相手も心が折れてしまいますから。
ですから、人を選んで記憶に残すか残さないかを考えることも必要ですね。
冒頭で伝えた、”話がかみ合わない人”っていうのは、私の説明が悪いなら、それは私自身の問題ですから、説明をするにあたって何がどう分かっていないから、その人に伝わらないかを考えるだけで済みます。
これは大きな問題にはなりません。
ただし、相手がどうしても聴き方がうまくとらえられず理解できない。
話がややこしくなるという時は・・・・
相手が何をどうとらえたらその発想になってしまうのか・・それを聞いていく必要があるのです。
こっちの方が時間がかかります。
私自身をベクトルに置いているから、相手の聞き方がどうなっているかわからない。
それはそれで仕方ないんですけど、それを修正していくことがまずは大事なので、時間がかかることを覚悟して、何を考えてそっちの方向へ頭を持って行ったのか・・そこを知る必要があるんです。
難しく考えると、本当に面倒くさくなり、体も相当な体力が使われて苛立って疲れるという負のスパイラルに陥ってしまいますので、そこは臨機応変に、”諦める”というボーダーラインを先に張っておいて、踏み込んでいくことも大事ですよ。
分かっている人が分からない人に説明するとき言葉を抜かしてしまうと、ついていけなくなる人がいる。
これはそうだなぁって思うんですけど、分かりすぎてしまっている人が分からなさすぎる人に話をするときに、どうしても言葉を簡単にして説明してあげようという優し~言葉を省くことが良くあります。
そのために、省かれた言葉の中に重要なことが出てくると、もう訳が分からず、チンプンカンプンになってしまってキョトン顔をされてしまうことがあるんですね。
これが何よりも、話し手の心を痛める結果になるわけです。
このキョトン顔・・・人によっては分かっている表情で頭の中真っ白になっている方も多いのです。
そうすると、話し手は、一応聞くわけですよね、話しの段落段落で、”わかるか?”とか、”わからないところないか?”って・・それでもなんとなく、頷くんですよね、聞き手は。
その表情が、”わかります”って表情で聞いているなと思ったら、分かっているものだと思って話を進めるわけですから、話が終わって、”何か質問は?”って聞くとわからない・・・という反応を示されてしまいます。
これ・・頭が痛くなる話ですけど、心も痛めてて、実は体にも良くない状況を作っているのです。
知っている話だから、知力なんて使ってないと思われがちですけど、結構使っているんですよ?
なんせ相手は、何も知らない素人さんですから。
そこへ伝えたい!知ってもらいたい!という気持ちが強くなって、冷静に落ち着いて・・と自分に言い聞かせながらも、やはり楽しいんですよね?説明しているだけで楽しくなってペースが速くなります。
ついてこれてないかもしれない・・
分からないところがあるかもしれないという気持ちを忘れていないから、”わかる?”って、段落ごとに訊いているわけですが、もう一つ理由があって、自分の落ち着きを取り戻しているという効果もあるのです。
そこまでしていても、やはりわからない人にはわからないので、チンプンカンプンなまま話が勧めて行かれてしまうことになります。
これを解決するためにはどうしたらいいのでしょうか?そしてこれを解決するとどういいのでしょうか?
まずこの問題を解決すると、なぜいいのか?
このことについて説明します。
この問題を解決すると、気力と活力の維持ができるからです。
集中力をふんだんに使って、聞き手の方の気持ちも計らいながら、伝えたとしても、全然伝わっていなくて反応も返してこなかった・・
これはかなり凹みます。
その上、体力的に疲労がどっと押し寄せてくるわけですね。
それが重なると、自分自身を追い込むようになるのです。
どうして伝わらないんだろうか?
自分の何が悪いんだろうか?
この考えに至ってしまうと、次の新しい案が浮かばなくなってしまい、新しい発想も浮かんできません。
つまり自分で自己解決に導きだせなくなってしまうのです。
これはすごく勿体ない事なんですよ。
では、どのように解決したらいいのか?
言葉を端折らないことです!!
専門用語すぎて、難しくなるだろうから、”そこはいいや!”というあきらめの気持ちを持たずに、そこをしっかりと説明しながら、伝えていくことが大事です!
新人さんを指導する方の中にも、ちょっとばかし、専門用語の意味は分からず、その用語を聞くと、”あれの事ね”と分かる人がいます。
こういう人が新人さんを指導すると、こういう問題が生じてくることは多いのですが、そういう方は、なんとなくやっていけばわかるからという・・言い方悪いとみ離しているってなりますが、実戦で覚えて行け!という考えの持ち主なので、活力も気力も低下せずに話をすることができるのです。
ただ、そういう人ばかりではなく、ちゃんと説明はつけられるけど、話がそれすぎて、時間がかかってしまうからという理由で、深く話をしない人がいるんですね。
この方の場合・・ベクトルが、”時間”に向いてしまっているので、いくら相手に気を使っていても、いくら伝えたいという気持ちが高まっていても、時間を中心で動かしているので、伝わりにくいのです。
そしてこういう人ほど真面目なので、自分を追い込んで、自責に駆られるという結果を出してしまいやすいのです。
仕事では失敗していませんが、精神的な不安定さや、体調不良を起こしてしまいがちになるので、気力と活力の健康維持はできないのです。
時間ではなく、自分の伝えたいことに目をしっかり向けて、それを時間内に話せるように工夫するというやり方を身につけることが大事です。
”時間に縛られてしまい本当に伝えたいことが伝えられない”その状況だけでも、実は気力がすり減っているんです。
その説明によって、聞き手の反応が鈍いと感じることができたのでしたら、聞き手側はもっと知りたいという意思表示をしていくれているわけですから、ちゃんと理解しようという気になっているんですよね?
そこが分かるから、気に病んでしまうので、言葉を端折らず、時間内に収めるという工夫をしていくことが大事なことだと思います。
”言えばちゃんとわかる人”と、”言っても伝わらない人”の差は、伝え方が上手な人なら見抜くことができるので、伝え方を、しっかりと身につけると、健康を守りながら、ストレスがない仕事の仕方できるようになるのです。
なぜ私がこんな話をするのか?
私のお客さんに、新人指導をしながら自分の仕事をこなしているという方がいまして、その方は、自分の仕事は順調に進められるのに、新人さんの指導が上手くいかないと、抱え込んでいました。
新人さんの指導専門の方がいるわけではないので、当然”ながら作業”になるわけです。
それが負担なのかと思いきや、そうではなくて、新人さんとの相性みたいなものが悪いのではないかと考えていらっしゃったらしく・・・
私のお客さんは、とても今の仕事が大好きで、色々と自分で知っていこうとすることができる探求心の持ち主さんです。
ですが、何をどう言っても、伝わってない気がする・・
分かってもらってない・・と、抱え込んでいて、本当に気苦労が体の疲労に繋がっている結果にまでなっていました。
仕事を嫌いにはなりたくないけど、自信が付かないという結果になてしまって、話を聞いたら、どうしても時間が限られているから深く説明している時間がないという事でした。
自分御仕事も抱えている中で、新人さんの指導もしながらというのが、そもそも問題のような気もしますが、そういう会社ばかりで、それは会社の常識になっているのです。
ですから、専門用語は、堂々と使って、あとはやっていくうちにわかるだろうという体当たりの指導をするか、専門的用語の説明をしっかりと簡単に教えられるように、日常のたとえで教えられるように、自分が工夫するしかないと伝えました。
仕事が好きっていう方は、本当に少ないんです。
そういう方がいらっしゃる方に出会えたことが、すごく幸せなこだと感じたからこそ、私も応援したくなってそのことを伝えました。
私は、指導されて言っている意味が分からず、頓珍漢な質問をしていたという経験とか、明けもわからなさ過ぎて、無言になっていたこととか・・そういうことがありました。
その指導を受けた身から話をしたら、そういう事なんですよ。
時間に縛られて、あとは、自分のペースで話しすぎて・・
どうしても理解できないという人にもパターンがあるので、そこを理解すると、教えることに対して、ストレスを抱えたり、緊張したりということはなくなると思います。